hatena-diary_20060916

[時事]死刑確定に対する首相の発言

<首相「整然と執行すべきだ」 松本被告死刑確定で>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/19339/
を読みました。整然というのは速やかに、つまり早く執行すべし、という意味になるのでしょうか。
 このオウムの事件は、多数の死刑判決を出すとともに、死刑制度に対する国民の意識、世論をも一変させた大事件でした。地下鉄サリン事件が起こるまでは、死刑制度廃止の声が強く、実際の執行というのも少なくなっていて、ほとんどの死刑囚は長い間拘置所に留めおかれた状態が続いていたそうです。
 あさま山荘事件の被告人も長い裁判のあと死刑が確定し、拘置所にいたようですがどうなったのでしょう。私が小学生の頃起こった大事件で、当時の報道自体はかすかに記憶に残っている程度です。
 平成5年頃でしょうか、ちょくちょくアサヒ芸能などの週刊誌でも被告人、あるいは死刑確定囚の生活ぶりが紹介されていました。
 リーダー格であった永田洋子という人は、自分の健康管理に熱心で、毎朝自分の小便を飲んでいると書いてありました。当時流行の健康法でもあったようです。また、脳の大手術を受けたとも報道されていたような記憶があります。
 他にも拘置所内で自殺した被告人か死刑確定囚がいたような記憶も残っています。

 死刑の執行というのは検察官が書類のようなものを作り、法務大臣がサインをすることで行われるそうです。正確なことは忘れましたが、これも「執行指揮書」と呼ぶのかもしれません。
 近頃の世相、世論を見ると法務大臣というのは、一時的な官僚の腰掛けで飾り物のようですが、検事総長に対する指揮権の発動、という強力な権限を有しています。
 ちょっと前にも杉浦法相が、自らの思想信条から死刑執行のサインを拒むね旨の発言があり、物議も醸したようですが、世論の当たりをつけておく意図でもあったのかもしれません。
 法相といってもぶっちゃけ、総理大臣の子分の一人ということになるのでしょうか、もうじき交代らしいですが、そのトップが死刑執行に言及したのは、異例のことかもしれません。少なくとも、私は初めて聞きました。

[時事]拝金主義が世論を熟成しているのか?

 まずごもっともと肯けるブログエントリを見つけたのでご紹介します。


テロ弁護士 安田出て来い

 

オウム真理教の教祖麻原の死刑が確定した。あとは執行を待つだけだ。法務大臣はすみやかに死刑を執行せよ。法務大臣は裁判官ではないのだ。大臣が自己の判断なんぞはしてはいけない。

 

ところで死刑確定にもかかわらず、死刑制度反対に没頭しているはずのエセ人権派弁護士安田●弘氏が登場してこない。しょせんこんなもんだ。

 

「山口母子殺害事件の犯人に死刑はダメでも、麻原を死刑にするならイイ」 死刑制度反対なんぞはこれぽっちも思っていないのである。頭の中にあるのは、エセ人権派行為での売名のみ。しょせんは拝金主義の末端なのだ。

 

この際だから‘麻原フィルター’を駆使してインチキ野郎共を一斉に晒しだすのが得策だ。裁判員制度も近いことだし、善良な一般市民が汚染されるまえに善後策を講じるべきである。

 

最高裁判所裁判官国民審査と同様に有権者投票で弁護士資格剥奪とかもマジで考えた方がいい。プロ市民駆除は真の市民を防御することと同義である。
http://extremist5123.iza.ne.jp/blog/entry/39747

 そのような勢力の台頭というのは、これまでにも沢山ありましたが、マスコミをフィルターにした一方的な情報であり、ブログのような双方向型の情報化社会では、なりを潜めつつあるようです。
>インチキ野郎共を一斉に晒しだす
激しく同意です!

 もっとも次の落合弁護士のお話しにあるように、次のような利益があり世間がうやむやのまま寛容している以上、徹底は無理でしょうし、そもそもそんな寛容種族はブログなど見ていないことでしょう。理由は利益最優先の価値判断、と多忙ということになりそうです。
 このあたりは政治家の国家有用論にも通じるところがありそうです。このあたりは検察も重視しているようで、知らないでは済ませないという方向で間接強制している感じです。ライブドア事件村上ファンドの事件もこの流れに沿うものという印象があります。


<刑事事件]村上被告、ニッポン放送株「インサイダー」一転否認へ>

と述べ、今、改めてその印象を深くしていますが、上記のような今後の公判での予想される主張は、自らの悪質性のなさをあわせて主張することにもなるでしょう。仮に自分が早期に見聞きしたことが重要事実に該当したとしても、自分自身はそこまで思い至らなかった、細部まで見聞きして関係者と綿密に打ち合わせ等を行った上でのものとは違い、仮に有罪だとしても悪質性は低い、という主張にもつなげやすい、という側面があると思います。

また、村上氏のように、能力があり、今後、再び世に出て働きたいと思っている場合、公判で全面的に非を認めました、私がすべて悪うございました、という形で裁判を受けるよりも、仮に有罪になるとしても、起訴自体に問題がありいろいろと主張したが裁判所に理解してもらえなかった、という経緯にしておくほうが、周囲の理解が得やすく、再起を図りやすい、という側面もあるでしょう(その作戦で進めようとして、再犯により元も子もなくしつつある人が最近いましたが)。

いずれにしても、この事件についても、今後、注視して行く必要があると感じています。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060916#1158363803

 ブログユーザも、マスコミの与える一次情報を鵜呑みし、満足しているだけでなく、鋭い切り込みを入れ、風穴を開けて頂きたいところです。izaあたりはそれを期待しているように思われ、質の高い情報が期待できそうな気もしています。
 ちなみに、産経新聞というのは石川県のコンビニにもおいてなく、この前、朝日新聞が置いてあることは初めて知りました。
 ただ、以前図書館から借りて読んだ次の本のこともあり、izaを含め産経新聞社には期待し、注目しています。
検察の疲労

検察の疲労

 本当に能力があるのか疑問の人間も少なからずいるように思えますし、好き放題をやらせておけば、色んな意味であとあとつけを回されそうです。

 植草一秀氏の痴漢事件にばかり、注目が集まっているような印象もありますが、冤罪の問題というのも、検察が最も関わりが深く影響力も大きな社会問題かと考えています。なぜなら起訴の当否を決めることが出来るのは検察だけで、検察に誤りがあれば、真の冤罪事件が起きてしまうからです。稀には裁判で無罪になるケースもあるようですが、巻き込まれてしまえば、取り返すことの出来ない被害が大きく、植草一秀氏のようなケースがあれば、例え無罪になっても完全に疑惑を払拭することが困難になりそうなので、やはり植草一秀氏の社会的責任はまことに重大だと思います。
 あとあとの面倒を避ける弁護士が増えれば、それも問題ですが、マスコミも受けを狙い上辺を過大に報道するばかりで、実質的な検証はおざなりで、指針や教訓が十分に示されてはいないのではないでしょうか。
 オウム事件にも当て嵌まりそうなことで、納得の行ける解明には至らなかったのかもしれません。尤もクスリと女を道具にして人心を収攬し、武力による天下とりを目論んだ事件という点では納得済みです。勝てば官軍で、成功すれば新国家を樹立していたかもしれず、そのような過程で成立した国家というのも歴史上例は少なくないようです。
 姉歯被告は、病弱の妻の入院費のためなどと涙を流して釈明し同情を求めていたようですが、高級車の購入のほか、愛人を囲いそれだけでも月々15万円使っていたそうです。一時はマスコミも欠陥マンションの購入者の被害状況を取り上げていましたが、どうも一時的、一過性のものが多すぎるようです。「人の噂も○○日」という諺は国民性なのでしょうか、それともマスコミの拝金主義的な経営姿勢に左右されているのでしょうか。
 考えさせられる今日この頃です。

[刑事裁判]犯罪者の神様なのか?!、安田好弘弁護士!!!社会的影響は計り知れず重大、よって国会へiza!

 刑事裁判に関わりを余儀なくされてきたこともありますが、麻原被告の裁判をうやむやに終わらせた弁護人の対応には、厳しく是非が問われるべきだと考えています。
 安田好弘という人物が主任弁護人であり、その他、山口光市母子殺害事件でも物議を醸したことは知っていました。その程度の知識であり、関心もあまりなかったのですが、終わってみると本当にこれでよかったのか、真剣に考える必要性を感じるようになりました。
 同じ轍を踏みたくはないという意味もあるのですが、やはり前もって明らかにしておいた方がよいことがいくつかあると、考えているところです。
 安田弁護士のこともその一つなのですが、刑事弁護のあり方として是非を問うだけでなく、これは市民の立場での公益を損なうおそれのある有害な存在という気もしてきたからです。
 まず、刑事裁判の目的、あり方に対して現実的で、明確な指針を示してはおらず、非常に戸惑いや混乱を与えておりますし、犯罪の多発、治安社会の促進化という意味でも、安田弁護士の与えてきた影響はとてつもなく大きな気がしてきました。
 裁判の遅延化などでも、まかなわれるのは国民の税金であるはずです。どれだけの予算を無駄に蕩尽させてきたのかと考えると、市民社会として相応の責任を取らせるべく、検討すべき段階に至っているのではないかと思われます。
 先程安田弁護士について調べたところ、次の情報が見つかりました。ごく一部の抜粋になりますが、引用の上、ご紹介しておきます。なお、そのウィキペディアフリー百科事典のページは、削除依頼で出ているらしく、近いうちに抹消されてしまう可能性もあるようです。


経歴

* 1975年 一橋大学法学部卒
* 1977年 司法試験合格
* 1980年 司法修習修了

主な担当事件

1980年8月の「新宿西口バス放火事件」、「山梨幼児誘拐殺人事件(2審から参加)」などの有名な死刑求刑事件で弁護を担当し、死刑判決を回避させた。 現在、和歌山カレー事件の林真須美被告(林真須美被告と手紙を交換していた三浦和義氏が安田氏に頼み込んだという)やヒューザーの小嶋社長など有名な事件を数多く手がける。現在の日本では、このような有名凶悪事件は弁護士経歴に傷がつくことや、メディアバッシング、収益金がほぼ期待できないことから、引き受ける弁護士が少ない為、安田氏に集中していることが問題視されている。 また、本人は大手マスコミ、テレビなどの出演依頼はほとんどといっていいほど断るほどマスコミ嫌いで有名。

1995年にはオウム真理教の教祖、麻原彰晃の主任弁護人を担当。しかし公判途中の1998年12月5日、顧問企業の財産隠蔽に関連して強制執行妨害容疑で逮捕され、およそ10ヶ月間拘禁された。 これは俗に「安田事件」と呼ばれる、国家権力が自分に都合の悪い一人の弁護人を潰そうとしたという重要な事件となる。

当時麻原裁判で安田弁護士が警察の捜査の問題点を指摘しはじめたので、「安田弁護士をこれ以上麻原法廷に立たせない」ことを目的に事件をでっちあげようとしたのが検察の本音だと言われてる。 また検察はそれ以前から、死刑廃止論者の代表的存在である安田弁護士を潰したくて仕方がなかったとも言われている。 東京地裁も安田弁護士に無罪判決を言い渡したときにこのような検察の姿勢をアンフェアだと批判している。

またこの事件をきっかけに、黒幕であり当時マスコミで日本法曹界のスターとされていた、弁護士の中坊公平が廃業する。当初マスコミは安田を極悪弁護士のように扱ったが、法廷で事実が解明されるにつれ、傍聴にすら来なくなるマスコミが大半であった。一審で無罪判決が出た際も、マスコミは当初の報道について安田に謝罪すらせず、他人事のように扱っていた。 このことからも分かるように、安田と検察、マスコミの間には対立の構図がある。 大手マスコミと、独自取材の週刊誌が安田に対する見解が違うのは、大手マスコミの情報は「警察の記者クラブ」から情報を得ているからである。「政治家と記者はよいお友達」になることがメディアでは「良い記者」とされている現状を如実に露呈している事件のひとつである。

一審では全国から安田の弁護をしようという弁護人が殺到し、約1200人が弁護人となった。また、かつての敵味方に関わらず、3000人が彼の逮捕に対し抗議デモ行進を行った。 日本弁護士連合会やアムネスティーなど多くの団体から警察、マスメディアに対し抗議声明が発表された。

2003年12月24日、東京地方裁判所は安田に対して無罪判決を出した。(2006年5月現在、2審) なお2審では、約2100人が弁護人となった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E7%94%B0%E5%A5%BD%E5%BC%98

いずれにせよ、功罪、毀誉褒貶がありそうですが、そのページに記載されていた次の情報ひとつを見ただけでも、決して軽視しておけない問題と判断した次第です。
o 村上正邦「『検察国家』の弊害は国民に及ぶ」

次のようなニュース記事もみましたが、やはり植草一秀教授の個人的なパーソナリティの問題とも共通点がありそうな気がしてきました。「税金の無駄遣いはやめろ」という司法とは関係のない観点からも、この問題は大いに世論の俎上にのぼるべきと思います。


松本被告の弁護側、再審請求へ>
松本被告の弁護側、再審請求へ
2006年09月16日06時16分

 松本被告弁護団は15日夜、再審請求する方針を決めた。特別抗告棄却に対しては、通常の不服申し立て方法はこれ以上認められていないため死刑が確定することになったが、再審を請求することはなお可能という。

 弁護団は同日、「最高裁決定はきわめて偏頗(へんぱ)で不当」「ずさんで真摯(しんし)性に欠ける」と抗議する声明を出した。
http://www.asahi.com/national/update/0915/TKY200609150444.html



次の東京新聞の情報も参考になるかと思いますので、一部を抜粋引用してご紹介します。


 「二度と麻原公判のような裁判はさせない、という国家の意思の表れだ」。麻原被告の国選弁護団の主任だった安田好弘弁護士は急速な裁判迅速化の流れに反発する。

 安田弁護士は今年三月、最高裁が期日指定した山口県光市の母子殺人事件の弁論を欠席。「準備期間が足りない」などと主張したが、最高裁から次回弁論に出頭し、途中退廷を禁じる「出頭在廷命令」を受けた。これも、〇四年成立の改正刑訴法で定められた審理遅延防止策の一つだ。

 「審理に時間がかかるのは真実を発見しようとする努力の結果。それを否定するのは刑事弁護をするな、と言うのに等しい」と安田弁護士は憤る。

 刑事裁判に対する国民の要請の中に「真相の解明」(刑事訴訟法第一条)があるが、迅速化を求めるあまり、真相解明がなおざりになる恐れも指摘されている。

 「裁判員が加わった裁判の判決文は、今よりもずっと簡素なものになる。事件の背景などについて抜け落ちる部分もあるだろう」。ベテラン裁判官は、米議会が二〇〇一年の米中枢同時テロについて詳細な報告書を提出した例を挙げながら、こう強調する。

 「法廷での真相解明には限界がある。司法以外の解明の場をつくるべきだ。それには捜査資料の開示制度など大胆な改革が必要になるのだが…」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20060916/mng_____kakushin000.shtml

 人権擁護の神様のような一面と、司法制度を崩壊に導く危険な悪魔のような一面がありそうです。ウィニーの問題で開発者が逮捕されたときも、ネット上の掲示板を少し見ていると、「神様」という言葉がよく使われていました。
 単なる犯罪加害者の神様であるのか、だとすれば負担は増大し、幻想を抱き道を誤って転落し、挙げ句は刑務所かホームレスという人も多くなり、世の中はますます住みにくくなりそうです。

 いずれにせよ、控訴趣意書という刑事手続き上重要な書面の提出を怠っておいて、次のように論駁するのであれば、納得がいかないし、ルールを逸脱していて不安の念も禁じ得ません。暗雲たれ込む、終末観を予兆する「神の声」と聞こえるのは私だけでしょうか?

>「最高裁決定はきわめて偏頗(へんぱ)で不当」「ずさんで真摯(しんし)性に欠ける」

 なお、私は司法の問題だけでなく、教育福祉を含めた、デカダンスの対極者でありたいという、立場からもこの問題を考えています。おざなりに経過に任せるだけでなく、この安田弁護士は自ら弁護も引き受けているらしいヒューザの小嶋社長同様、国会の場において追求、審議を受けるべき人物だと考えています。そうすれば、検察のでっち上げ、などと植草教授と似たような態度をとることも出来なくなり、青少年、未来の子どもたちも迷いの道にはまりこむことがなさそうです。
 国会の場において、最高裁を非難する根拠は、是非示して頂きたいです。また、それが真の意味での人権派弁護士として標榜されている人権救済にも繋がるのではないでしょうか。

追記:17時36分
 落合弁護士の見解をご紹介させて頂きます。(主な目的はトラックバックをいれるためです)


弁護人にも、いろいろな考えがあったと思いますし、軽々に批判するつもりもありませんが、こういう結果になってしまうと、弁護活動に何の問題もなかったのか、ということが、やはり厳しく問われざるを得ないでしょう。

3審制を採用する我が国の刑事裁判において、これだけの未曾有の大事件を起こしたとして裁かれ、1審で死刑判決を受けた被告人が、高裁、最高裁での実質的な検討を経ることがないまま、死刑判決を確定させてしまった、ということについて、問題を感じる人は少なくないと思います。

より迅速な裁判が可能ではなかったか、といったことも含め、今後、様々な議論が続いて行くでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060915#1158325440



 なお、落合弁護士と同じく元検察官の弁護士さんの次のブログエントリで見た情報によると、再審請求にて死刑の執行は出来ない可能性があるようです。
http://www.yabelab.net/blog/2006/09/16-001253.php


 民衆を酔っぱらいにさせている繁盛居酒屋のご主人のようにも思えてきました。数年前まで最高5年であった犯罪が、懲役20年(併合加重で25年)になっていますが、厳罰化だけで世の中がよくなるとは到底思えません。
 そういえば、今朝ご紹介した連合赤軍浅間山荘事件で命がけの活躍をした警察官が、後年、警視庁警部になり、退職後居酒屋を経営し、周囲からお金を借りまくり、いよいよ金策に窮したことから強盗殺人事件を起こし、死刑囚になったという事例もありました。
 死刑囚としての生活ぶりなど「アサヒ芸能」の連載記事で読んでいましたが、犯行を計画しているときは、絶対にうまくいく、と信じ込んでいたそうです。これも一種の自己暗示なのでしょうか。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/19457/
 公務員による痛ましい事故、悲惨な出来事もあとを絶たないようです。

[時事]岐阜刑務所で不祥事


刑務官の個人情報、受刑者に漏れる?…岐阜刑務所

2006年 9月16日 (土) 13:01

 岐阜刑務所(岐阜市則松)で、刑務官の個人情報が受刑者に漏れていた疑いが強まり、名古屋矯正管区が調査に乗り出していることが16日、わかった。

 漏れたのは刑務官の氏名など。

 服役中の男性受刑者が口にしていたとの情報に基づき、この受刑者の独居房を調べたところ、持ち込みが認められていない腕時計や菓子も見つかった。

 刑務官の個人情報は、家族らに危険が及ぶ可能性があるため慎重に管理されている。同管区は、刑務官が便宜を図った可能性があるとみて、国家公務員法違反の疑いでこの受刑者や複数の刑務官から事情を聞いている。

 同刑務所では今年1月、20歳代の受刑者の独居房内で布団などが焼けるぼやが起き、房内から持ち込みが認められていない簡易ライターが見つかった。受刑者は器物損壊容疑で岐阜地検書類送検されたが、ライターを持ち込んだ経緯は判明しなかった。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060916/20060916i306-yol.html

 岐阜刑務所は無期囚などの長期刑務所だと聞いています。どうしてこんな問題が起こったのか不思議ですが、報道されているところを見れば事実なのでしょう。
 なお、長期というのは残刑期が8年以上だと聞いています。同じく長期刑務所である徳島刑務所で服役していたことのある人に聞きましたが、徳島では長期受刑者にまじり、短期の受刑者も収監されていたそうです。あくまで想像になりますが、過剰収容の問題であれば、岐阜でも相当数の短期受刑者が生活しているのかもしれません。

[司法全般]「きわめて偏頗(へんぱ)で不当」「ずさんで真摯(しんし)性に欠ける」という印象が否めない弁護士会の現状

落合弁護士のブログにコメントをいれました。(2006.9.16)


# hirono_hideki 『「衆人皆酔いて、我一人醒む」
自分のブログでも紹介しておこうと予定していた話題ですが、こちらのエントリを見て調べてみたところ、次のホームページがとても参考になりました。
 私自身は、平成5年3月、精神鑑定で入院した金沢大学付属病院の閉鎖精神病棟においてあった「プレジデント」という雑誌で、たまたま知りました。いつ頃出た雑誌であったのか確認しませんでしたが、誰かが意図的に置いていたのかもしれません。
http://www.takaselect.com/sal/portrait/05-Kutugen.htm
 この「プレジデント」の雑誌記事について情報をお持ちの方がいらしたら情報をお寄せ頂ければ幸いです。
 まさに、今の世相の問題であり、公共性がありそうに思えます。
 真面目な弁護士さんは、割を食って、ますます生きづらい世の中になりそうですので、他人事ではなさそうに思います。』 (2006/09/16 13:19)

# 同期法曹 『こんな弁解が法廷で再現されないことを願います。
「教授職で2回も性犯罪系で罰金になるとストレスが溜まるから、酒を飲んで車内で痴漢して発散させるしかない。」』 (2006/09/16 15:18)

# 綾 『乙武blogの炎上の是非はともかく、こういう状況を見ていると、もし重大事件なんかで冤罪が起きた時にどうなるのだろう、と思います。
例として適切かどうかわかりませんが、たとえば松本サリン事件で一時期犯人扱いされた河野義行氏のような事が起きたときが怖いな、と。ネットがこぞって批判するようになれば、プライバシーを暴こうとしたりする人も中には出てきてしまうのが、悲しいかな現状ですし、マスコミと違ってきちんと謝罪がなされるとも思えません。(マスコミも例に挙げた事件では適切に謝罪したようには思えませんが)

民族性の問題もあるでしょうし、法律で縛ればいいとかそういう問題ではないでしょうが、何かしらの意識改革がなされていかないと最後にはとんでもない事が起こりそうな気がします。』 (2006/09/16 15:38)

# SatoRue 『 既に、週刊新潮など自分が正しいと思えば少年法を認めないと公言し(法治国家として看過して良いとは思えないのですが、なぜか控えめな対応しかされていませんね)、プライバシーを暴露したあげく、謝罪はごく控えめにしか行わず同じ事を何度も繰り返しているメディアも存在しています。
 情報の収集力や社会への影響を考えれば、ネットよりもこういった風潮を是認しているような「社会」はどうなのあdろう、と思います。』 (2006/09/16 21:11)

# hirono_hideki 『少年法で守られるべき利益より、より大きく広い利益の保護が必要な場合もあると思われます。週刊新潮の山口高専女性と殺害事件の記事は立ち読みで読みましたが、内容はすこぶる重大に思えました。
 不思議とネットでは取り上げられているのを見ていませんが、マスメディアとネットの対比を考える上でも参考になる事例かと思われます。
 一つに考えられるのは、騒ぎが大きくなれば規制が厳しくなって不利益を蒙る可能性があると意識されているのかもしれません。
 それも少年法の適用を受ける層の団塊において、暗黙の了解事項のような不気味さが感じられます。
 もし新潮社が公開に踏み切らなかった場合、私自身報道されていた事件に対する認識は180度以上異なるものになっていたはずです。
 安易に批判する風潮もいかがなものかと思います。』 (2006/09/16 22:32)

# hirono_hideki 『追記:
 私がブログで取り上げている問題も、事実上2chでは黙殺されたも同然の状態です。私自身、少年時代は悪さをしていましたが、敏感で計算高かったと思います。鑑別所が満杯になれば、捕まらなくて済むというのは基本的な知識で16歳の時から知っていました。
 先程久しぶりに2chの方を覗いてみましたが、裁判官や検事のことを「死ね!死ね!」と連呼してある姿が、やたらと目につきました。
 将来、法曹に携わるのは命懸けの仕事になるかもしれません。
浅沼稲次郎暗殺事件の山口二矢少年の例もあるかと思います。嗾けられて家庭崩壊では仕事にも支障の出ることでしょう。
 安田弁護士の影響って、本当に大きいと思いますし、利発なはずの方々が、どうして思いに至らないのか不思議です。やはり当面の飯のタネの心配の方が大きいのでしょうか。』 (2006/09/16 22:46)

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060916

 落合弁護士は例外のように思われますが、危機感の乏しい視野の狭い弁護士さんが多すぎるように思われます。これはこのブログのアクセス状況を勘案しての分析でもあります。
 検察官や裁判官は公務員でもあり、全体的な教育も受けているものと想像されますが、弁護士会は特権的ギルド社会から脱却したものの、野放しでガタガタ、社会の変化にも対応し切れていないのかもしれません。
 共謀罪の反対も、安田弁護士に似て、説得力も乏しい上、
「きわめて偏頗(へんぱ)で不当」「ずさんで真摯(しんし)性に欠ける」
という印象を否めません。これでは青少年もますます迷いの道に踏み込むことになり、司法全体がそっぽを向かれ、相手にされないように感じました。